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内容説明
エドワール・マネの姪で、女流画家ベルト・モリゾの娘ジュリー。ルノワール、ドガ、モネ、マラルメなどに囲まれて育った聡明で感性豊かな少女は、14歳で日記をつけ始める。この日記は、これら大芸術家の生活と素顔を、最も身近なところから曇りのない眼でとらえた、きわめて貴重な記録である。カラー23点、モノクロ84点収載。マネの姪がつづる大芸術家たちの素顔。
目次
1893(ヴァルヴァンのマラルメ家訪問;ベルト・モルゾ、娘を描く ほか)
1894(ベルト・モリゾとブリュッセルへの旅行;リーブル・エステティックでの展覧会 ほか)
1895(ベルト・モリゾの死;ルノワール一家とブルターニュへヴァカンス ほか)
1896(ロシア皇帝ニコライ2世、パリ訪問;素晴らしい花火 ほか)
1897(ルノワールのアトリエで;マリー・バシキルツェフの日記 ほか)
1898(ドレフュス事件つづき;プチ画廊でのモネ展 ほか)
1899(ペルラン・コレクション;ジュリー・マネとエルネスト・ルアールの結婚 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takakomama
1
印象派の女流画家、ベルト・モリゾの一人娘のジュリー・マネの14才から21才までの日記。ジュリーが10代の時に、両親は亡くなってしまうけれど、ルノアールやドガなどの画家達や詩人などが、家に招待したりして、いつも気にかけてくれている様子がよくわかりました。この時代のフランスの雰囲気が伝わってきて、芸術家の日常生活をのぞき見したような感じです。2015/07/16
まっち
0
最初は図書館で借り、気に入ったので購入。個性派揃いの印象派の巨匠たちが身近に感じることが出来、またブルジョワの生活が生で垣間見える貴重な必読書。印象派が好きになりました。2021/04/18