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戦争観なき平和論

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  • サイズ B6判/ページ数 347p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120034039
  • NDC分類 210.7
  • Cコード C0031

内容説明

日本に昭和の戦争を戦う「資格」があったのか。戦後の平和論は「資格」なき戦争を戦ったことへの自省がなかったゆえ、何も生まなかった。ではその「資格」とは何を意味するか。

目次

1 昭和史のキーワード(昭和天皇;統帥権;国家総動員法 ほか)
2 戦争観なき平和論(近代日本の愚かな選択と自省;戦争観なき平和論―真珠湾攻撃から六〇年;「二十世紀の昭和史」への訣別 ほか)
3 昭和恐慌を脱した人々(昭和金融恐慌―「信頼される政治」があった時代;高橋是清と昭和恐慌;脱恐慌の企業人1―鮎川義介と大原孫三郎 ほか)

著者等紹介

保阪正康[ホサカマサヤス]
評論家。1939年北海道生まれ。同志社大学卒業後出版社勤務を経て著述活動にはいる。昭和史を中心テーマとしノンフィクション・評論・評伝を執筆。また医学・医療と社会の関係を探る著作もある。現在、立教大学社会学部非常勤講師、函館大学客員教授。個人誌『昭和史講座』を主宰
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

13
○戦争や平和を論理的に語るにはある程度の知識やイメージが必要であり、感覚的のみだと感情論にしかならないと感じます。第1章のキーワードは纏まっておりわかりやすいです。第2章は「松本清張 昭和史発掘 を再検証する」「蒋介石一族の悲劇」が面白かったです。2021/10/18

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