中公新書<br> 失われた原始惑星―太陽系形成期のドラマ

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中公新書
失われた原始惑星―太陽系形成期のドラマ

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  • サイズ 新書判/ページ数 216p/高さ 18X11cm
  • 商品コード 9784121010056
  • NDC分類 444.9
  • Cコード C1244

内容説明

1960年代のアポロ月探査に始まる海王星までの太陽系惑星の探査、毎年南極から持ち帰られる特異な隕石等等によって、太陽系形成期の情報量は厖大なものとなった。本書は、とくに惑星が生まれた四十数億年前の出来事をひも解く鍵を与える。「創成期の石」を探し求めるドラマと、ポスト・アポロに著者らによって展開された、原始惑星の誕生と死という壮大な仮説に至るストーリーを紹介し、太陽系進化論の最先端の息吹きを伝える。

目次

第1章 アポロ以前
第2章 星から石の世界へ
第3章 創成期の石を月に求めて
第4章 原始惑星からの隕石
第5章 南極隕石から母天体復元
第6章 火星からきた隕石
第7章 月の石が南極に飛んできた
第8章 隕石の故郷「小惑星」と原始惑星
第9章 もう一つの原始小惑星
第10章 新しい月

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

236
もう20年以上前の本。地球が出来た当時の状況を知るために当時の石を探すのが大変なんだなと思った。長い目で見ればプレートテクトニクスでどんどん溶岩と混ざって昔のを探すのが難しいのは勉強になった。2016/05/14

takao

2
ふむ2024/03/20

モリー・ブラウン

1
宇宙進化学,宇宙化学,隕石を学ぶならまずこれです。確かに専門的でマニアックですが、新書で読めるんですからすごい。古書店を漁ってでも読むべし。宇宙物理学と地球物質科学を結ぶ、まさにロゼッタストーンが隕石研究だと知って研究室を決めたことを思い出します。今でもワクワクします。嗚呼、薄片の向こうに宇宙が見えるあの研究生活に戻れたらなぁ!孫弟子ですので、ちゃんと読みました。

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