中公新書<br> ハタケと日本人―もう一つの農耕文化

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中公新書
ハタケと日本人―もう一つの農耕文化

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  • サイズ 新書判/ページ数 220p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121013385
  • NDC分類 612.1
  • Cコード C1221

内容説明

現在、日本の農業といえば稲作と答える人が多い。しかし、古く『日本書紀』の農耕神話のなかに五穀(稲・粟・稗・麦・豆)が記されていたように、日本の農業の特色は、稲を含めた雑穀栽培にあった。実際中世の農民は、彼らの日常生活を支え、夏の飢餓を救ったのは冬作麦だと言っている。稲作一辺倒の理解は再考されなければならない。本書は、日本列島上の畠作というもう一つの農耕文化の実態と、畠作物と日本人との深い関係を照射する。

目次

序章 多様で豊かな日本の農業
第1章 農耕事始め
第2章 古代の畠地と雑穀
第3章 儀式と雑穀
第4章 大開墾の時代と畠作
第5章 荘園制のなかの畠作
第6章 民衆生活と畠作
終章 日本史の中の畠作

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

keint

5
畑作という視点から古代から中世までの日本の農業史を描いている。特に、お盆が収穫を祝う行事の側面があったことが印象に残った。(畑作で収穫される作物が供えられる)2020/01/30

takao

1
・縄文時代の栽培、稲作。 2021/06/09

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