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中公新書
流通は進化する―日本経済の明日を読む

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  • サイズ 新書判/ページ数 195p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121015952
  • NDC分類 675.4
  • Cコード C1233

出版社内容情報

モノとカネが目まぐるしく行き交う流通は、経済全体の縮図であり、日本経済の閉塞を打開する手がかりもこの中にある。苦境に立たさせる大手スーパーや百貨店、急成長をとげる専門店チェーン、さらにはインターネットを活用したビジネスモデルなど、具体的な事例を挙げて、日々変化する流通現場を捉えるためのポイントを指摘。通底する潮流と新たな潮流を峻別して、流通業の今後を予測するヒントを提示する。

内容説明

モノとカネが目まぐるしく行き交う流通は、経済全体の縮図であり、日本経済の閉塞を打開する手がかりもこの中にある。苦境に立たされる大手スーパーや百貨店、急成長をとげる専門店チェーン、さらにはインターネットを活用したビジネスモデルなど、具体的な事例を挙げて、日々変化する流通現場を捉えるためのポイントを指摘。通底する潮流と新たな潮流を峻別して、流通業の今後を予測するヒントを提示する。

目次

序章 流通が日本経済を変える
第1章 右肩上がりの経済から成熟経済へ
第2章 都市部と郊外
第3章 流通チャネルとメーカー
第4章 技術革新は流通をどう変えるのか

著者等紹介

伊藤元重[イトウモトシゲ]
1951年(昭和26年)、静岡県に生まれる。東京大学経済学部経済学科卒業。ロチェスター大学大学院経済学研究科博士課程修了。同大学Ph.D.取得。現在、東京大学大学院経済学研究科教授。専攻、国際経済学、流通論。『挑戦する流通』で石橋湛山賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

89
この本が書かれた時から結構時間がたっている割には、まだ読んでいて違和感はありません。伊藤先生は昔からゼミの学生などに流通産業などの実地検分をさせてレポートを書かせたり、まとめて本などを出されています。理論経済学がご専門ですが、実際の経済分析に適応されているのでしょう。特に最近の通販にはセブンホールディングスも進出してきているし、アマゾンもかなりの商品を取り扱っています。その最近の事情も新版を出して分析してほしい気がします。2016/01/10

壱萬弐仟縁

2
NHK21世紀ビジネス塾をやっていた頃、買った覚えがある。一般的な流通論のテキストよりは、わかりやすいと思う。2012/04/09

Yosuke Hashimoto

1
「イギリスを見てごらんなさい。トイザらスが出てきて,イギリスの玩具店の半分以上が潰れてしまった。だから,新潟のこのショッピングセンターにトイザらスが出てきたら,新潟の玩具店の半分くらいつぶれるだろう。自分たちは何も悪いことをしていない。地元の消費者のために一生懸命,いままで商売してきて,誠実にこれまでやってきたのに,大資本の論理でトイザらスが出てくると,こちらは勝てるはずがない。トイザらスのほうが,大きな駐車場があるし,品揃えはいいし,値段は安い。こんな理不尽なことがゆるされていいだろうか。」2017/03/01

kose

1
流通業という視点から日本経済、社会を読み解く。 セブンイレブンやダイエーなどの有名店を引き合いに出しているので、身近な話として読める。また、筆者が直接見たことや聞いた話をもとに議論が進むので、とても分かりやすい。2013/03/22

numainu

1
評価E2001/09/13

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