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日本の中世 〈6〉 都市と職能民の活動 網野善彦

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  • サイズ B6判/ページ数 358p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784124902150
  • NDC分類 210.4
  • Cコード C0321

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アメヲトコ

7
2003年刊。刊行当時に読んで以来久しぶりの再読です。当時網野氏が闘病中だったためか(翌年逝去)両著者の相談は一度きりだったようで、前半後半で全く色合いが異なる内容になっています。前半の職能民論はまさに網野節が横溢という感じですが、後半の京都の都市生活史は、漫筆的ながら人々の生活の息吹が具体的に伝わってくる感じで味わいがあります。その横井氏も今年春にお亡くなりに。合掌。2019/10/24

rbyawa

0
f114、そもそもこの「職能」民という言葉そのものがわりと最近使われるようになった単語のようなんですが、これは職人と商人とが曖昧に別れていない状態を指し示すってことでいいのかな?(無条件で使えるほどの実績はないね、と言ってられましたが) 馬子や遊女、鋳物師が中世の終わり頃くらいまでには卑賤の身と見られていたが、そもそもはどちらかというと特権階級に近かった、という辺りと含めてだいぶ変化しているようなんですが、その辺がどうしてなのかの分析はまだちょっと先なのかな。女性の官吏は本当に意外でした、普通にいたのか。2015/05/09

pippi

0
網野史学横溢してるのかと思ったら、そこまではなかった。横井清氏の第2部 都の相貌、人間模様が面白かった。作庭に対するこだわりとか、中世の匂いを感じた。2014/09/12

陽香

0
200302152012/10/22

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