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分裂する王権と社会

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  • サイズ B6判/ページ数 306p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784124902198
  • NDC分類 210.4
  • Cコード C0321

内容説明

天皇家断絶の危機を孕む状況下に公武統一政権は出現したが…。建武新政の挫折、南北朝の分立は、諸々の社会層の分裂を呼んだ。権力が下方分散して下剋上の世へと向かう時代相を描く。

目次

1 朕が新儀は未来の先例(分裂する王統;足利尊氏の登場 ほか)
2 一天両帯、南北京(延元三年 大和・吉野山;興国四年 常陸・関城 ほか)
3 自由狼藉ノ世界(「京・鎌倉ヲコキマゼテ」;「例のばさらに風流を尽し」 ほか)
4 日本国王源道義(倭寇と「日本国王」;「王権」の争奪 ほか)
5 面々用い申さずば正躰あるべからず(幕府盛期の政治と文化;くじ引き公方の誕生と死 ほか)

著者等紹介

村井章介[ムライショウスケ]
1949(昭和24)年、大阪市に生まれる。東京大学文学部国史学科卒業。同大学大学院人文科学研究科修士課程修了後、同大学史料編纂所を経て、現在同大学大学院人文社会系研究科教授。博士(文学)。専門は九世紀から十七世紀にかけての日本の対外関係史で、とくに国家の枠組みを超えて人々が活動し、「地域」を形成していく動きに関心をもち、商人・禅僧・海賊(倭寇)などの人間集団のあり方と、彼らの行動の場である船・航路・港町などを研究している
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感想・レビュー

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陽香

0
200305152012/11/05

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