• ポイントキャンペーン

村の戦争と平和

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 342p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784124902211
  • NDC分類 210.4
  • Cコード C0321

内容説明

戦闘するのは武士だけではなかった。争いに倦む村人は平和への道を切り拓く。否応なしに戦争と関わりながら、村人は互いの利害や地域抗争を克服し、民衆社会の秩序と生活安寧の仕組みを模索する。新文明を創った大動乱時代史。

目次

第1部 百姓の家と村(家制度と伝統社会;室町時代の百姓の家;村社会のしくみ)
第2部 むすびあう地域(鎮守の森で;祝祭の中へ;旅の視点から)
第3部 戦国から泰平の世へ(自立する村の光と影;内戦の時代を生きる;「豊臣の平和」と村の侵略動員)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ishida Satoshi

0
読了。日本中世の村々が戦乱の時代、否応なしに戦に巻き込まれる村がいかにして戦乱を乗り越えてきたかを研究。戦乱といっても大きな合戦だけではなく、隣村との水争いや寺社建設の争いなど村の生活と密着する事柄を歴史学が検証しています。有名な戦国大名ではなく、主役は庶民。ただいかんせん、読み手にも日本史に関する相当の知識量が求められる内容です。でも歴史学の立場からは、なぜ今日の事態が生まれるに至ったか、過去における戦争と平和の関わりはどうであったかを考察し、そこから現代の平和を構築する条件を考えるヒントを提示してくれ

陽香

0
200212102012/12/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/299685
  • ご注意事項