シリーズ人間の発達<br> 成人(おとな)になること―生育史心理学から

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シリーズ人間の発達
成人(おとな)になること―生育史心理学から

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  • サイズ B6判/ページ数 248,/高さ 19X14cm
  • 商品コード 9784130131049
  • NDC分類 371.47
  • Cコード C1311

出版社内容情報

本書は,「いったい成人になるとはどういうことなのか?」を,第二次心理的離乳,前成人期への移行,生活空間としての日本社会などといった視点から,具体的事例や伝記・小説などを豊富に使って,じっくりと考えようとするものである.

内容説明

いま日本社会で言われている、心の成熟、人間形成、モラトリアム、青少年の教育、ライフサイクルなど、すべて問題は、「いったい成人になるとはどういうことなのか?」という問いに煮つめられると言えそうである。本書は、このテーマを、第二次心理的離乳とか、前成人期への移行とか、生活空間としての日本社会といった視点から、青年自身、両親や先生方とともに、じっくり考えようとするものである。

目次

序章 「おとなになる」というコトバ
第1章 成人性の確立過程
第2章 成人性の基礎としての第二次心理的離乳
第3章 青年後期の自我とアイデンティティ
第4章 青年期における対人態度の成熟
第5章 「成人になること」の世代性的考察
第6章 パーソナリティ成熟の基礎理論
第7章 投企としての「成人になること」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はるな

0
30年前の書籍だが、不思議と時代性の話も含めて今に通じるところがあると感じた。全体を通して、5章などは特に、理解が難しいところもあり、時間をおいてもう一度読み直したいと思う。人格形成のXYZ三次元の話は、Z次元についての記述を読むとすぐにフランクルの態度価値が想起させられたが、果たして本書の中でも触れられており、点と点が線で繋がったような感覚を覚えた。2023/12/16

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