出版社内容情報
日本歴史のあけぼのから古代国家の成立までを，最新の考古学と文献史学をふまえ，東アジア諸民族の文明化との関連において，系統的に解明する．〈執筆〉原秀三郎・戸沢充則・鈴木公雄・都出比呂志・白石太一郎・鈴木靖民・鎌田元一・狩野久・栄原永遠男
感想・レビュー
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無識者
9
時代区分で言うと縄文～飛鳥あたりを扱った講座。この本読むと良くも悪くもマルクス主義がいかに戦後大きな影響を与えたかわかる。エンゲルス「家族・私有財産・国家の起源」(目を通したこともないが)をもとに、その時代の統治方式がどのようなものだったのか、生産様式がどうだったのかという議論が多い。でもそれはそれで結構面白かった。2017/10/09
