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利益集団

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  • サイズ B6判/ページ数 240,/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784130321044
  • NDC分類 311
  • Cコード C3331

出版社内容情報

社会の中で政治的に活性化した人々の行動の集団としての利益集団は,現代民主主義の不可欠の要素であり,一方の主役である.本書は,国内政治に影響を及ぼし,国際政治にも登場する利益集団に光をあてて,21世紀型政治過程への変容を明らかにするものである.

内容説明

本叢書はわが国ではじめての政治学叢書である。第14巻『利益集団』はさまざまな社会利益の保護・伸長を目的とした政治主体としての社会集団を扱う。本巻は先進工業社会の利益集団の歴史をあとづけた後で、現代日本政治過程のなかで果たす利益集団の役割を米国や西欧と比較しながら特徴づけ、さらに、近年重要性を増した、国の枠をこえた国際政治のなかの利益集団政治を分析する。

目次

序章 21世紀型政治過程へ
第1部 利益集団への接近(利益集団の現在;利益集団政治・団体の研究史)
第2部 利益団体の形成と発展(利益団体の形成;利益集団政治の時期区分と「新しい団体」の噴出;アメリカの利益集団政治の動向)
第3部 政治・政策過程における利益団体(利益集団のベクトル;政党・議会と利益団体の関係;行政機関・諮問機関と利益団体の関係)
第4部 日本の利益集団政治の流動(利益集団政治の転轍機としての行政改革;税制改革の集団配置;国際政治の中での利益団体;利益団体の影響力と政治体制)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

羽生沢

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アメリカやヨーロッパと比較しながら、日本の利益団体活動の特徴を描いている。行革が利益団体活動に与えた影響について詳しく論じられており、現代の利益政治が形成された経緯を知ることができる。2015/03/17

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