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言語態の問い

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  • サイズ A5判/ページ数 342p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130840613
  • NDC分類 801
  • Cコード C3380

内容説明

ことばの知のなかで、“言語態”の知を認識論的に位置づけ、新しい“ことばの研究”の在り方としての“言語態の研究”の可能性を問い、その方法と展望を開く。

目次

1 「言語の世紀」の次へ(「言語の世紀」と言語態の問い;ロシア・フォルマリズムの「文学性」の外部;ソシュールの受容と構造主義 ほか)
2 言語の知の新しい地平(クレオールを語る;中国語における文法化―方言文法のすすめ;文字から文体へ―漢字と言語的近代 ほか)
3 言語態批判の方位(文学的国民―翻訳と国民文化の表象;メディア分析としての言語態批判―映画・テレビ・電子メディア;フーコー、もうひとつのディスクール理論)

著者等紹介

山中桂一[ヤマナカケイイチ]
1940年生れ。東京大学大学院総合文化研究科教授。一般言語学、記号論。著書に『ヤコブソンの言語科学1、2』(勁草書房)、『日本語のかたち―対照言語学からのアプローチ』(東京大学出版会)など

石田英敬[イシダヒデタカ]
1953年生れ。東京大学大学院情報学環教授(総合文化研究科併任)。記号論、詩学、フランス文学。著書に『La Formation de la Poesie de Mallarme』(ANRT)、『ミシェル・フーコー思考集成』(編訳、筑摩書房)など

小越和栄[オゴシカズエイ]
昭和10年新潟県生まれ。昭和35年新潟大学医学部卒業。昭和35年新潟県立新発田病院インターン。昭和36年新潟大学医学部第2内科入局。昭和42年県立がんセンター新潟病院内科。昭和47年米国Tufts大学招待教授(6か月間)。昭和52年県立がんセンター新潟病院内科部長。昭和62年県立がんセンター新潟病院情報調査部長。平成8年県立がんセンター新潟病院副院長。平成10年がん予防総合センターセンター長(兼任)。平成13年3年県立がんセンター新潟病院定年退職。現在、県立がんセンター新潟病院嘱託、医療法人豁達(ふうた)会理事。主な所属学会は、日本消化器内視鏡学会理事、日本消化器学会財団評議員、日本消化器集団検診学会評議員など。American Society for Gastrointestinal Endoscopy(ASGE):International Editorial Board、GastroHep.com:Editorial Board
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