NHKブックス<br> ヒューマニズムとしての狂気

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NHKブックス
ヒューマニズムとしての狂気

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  • サイズ B6判/ページ数 218p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140014028
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C1347

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yasomi Mori

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《心を病むことは、何らかの形で時間と空間を、調和をもって個人のなかに構造化することに失敗していること》――生体リズムと環境(自然)リズムとの間に「狂い」が生じ、そのことが客観的距離と心理的距離の乖離(統合失調症)、時間が異常に引き伸ばされている感覚(うつ病)、あるいは、過去の出来事が「現在」において繰り返し再生されてしまう(神経症)…等々といった形で顕在化する、と。患者自身の手記を参照しながら、精神病者のおかれた状態を、著者は以上のように分析。/精神の病(&その治癒の可能性)と言語の密接な関係性も再認識。2015/03/29

yuki kanai

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著者は精神科医であるので狂気については豊富な症例と知識体系を持っているが、ヒューマニズムとなると語る言葉を持ち得ず、タイトルに感じられる期待感は空振り2013/06/26

モック

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狂気とは何か、狂気は悪か、東洋と西洋で扱われ方の違いなど。そして著者の体験談や様々な患者の例などを取り上げ探っていく本。2012/03/20

396ay

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卒論用@大学図書館。役立ちそう!以下はメモ。メモは有能。2020/10/28

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