内容説明
メディアは社会とつながりあう広場。ボランティア、老人大学からマスメディアまで、多様なコミュニケーションを双方向に使いこなすことで、隔絶されがちな高齢者を社会とのつながりのなかに取り込む、意欲的な試み。
目次
序章 高齢化社会のメディア・ネットワーク
第1章 市民大学がインタラクティブなメディアとなる
第2章 ボランティアはコミュニケーション・ケア
第3章 メディアと口コミがつくる福止ネットワーク
第4章 コミュニケーション空間に集う人々―高齢化社会とニューメディア
第5章 メディアとどう付き合うか―高齢者とメディア・リテラシー
第6章 マスメディアと福祉をどう結び付けるか―新聞・ラジオ・テレビ・雑誌
第7章 メディアの受け手が変わる―データで見る高齢者の生活
第8章 英国のメディア・プロジェクトの試み―先進的なメディア・ネットワークの果たした役割
付章 メディアの送り手はどう考えているのか―栃木県社会福祉協議会主催「報道関係懇談会」参加者からの調査を通じて