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NHKブックス
「顧客」としての高齢者ケア

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  • サイズ B6判/ページ数 197p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140019207
  • NDC分類 369.26
  • Cコード C1336

内容説明

寝たきりや痴呆、排泄や買物に援助を必要とする「弱い高齢者」たち。周囲からは「ああなっちゃおしまいだ」と思われがちだ。しかしその見方は彼らを傷つける。また禁煙や食事制限の杓子定規の強制は、楽しみを奪い、しばしば逆効果を生む。じつは弱い高齢者は価値観を変え、老いを受容して現在を前向きに生き、しかも生きがいを求めている。豊富な臨床体験から、高齢者本人の視点を軸に、「現在」「生活」「生きがい」の視点で高齢者ケアを見直す医療、介護関係者の必読書。

目次

第1章 高齢者はどのように老いを受容していくか
第2章 高齢者本人の身になって考えてみると
第3章 不用意な対応が高齢者を傷つける
第4章 高齢者は現在に生きている
第5章 高齢者の自己決定を鵜呑みにしてはいけない
第6章 どんな高齢者も生きがいを求めている
第7章 疾患の視点より生活の視点を
第8章 在宅神話にまどわされないように
第9章 キーパーソンが対応を間違えるとみな不幸になる

著者等紹介

横内正利[ヨコウチマサトシ]
1946年生。東京大学医学部卒業。東京大学第三内科、国立循環器病センター内科医長、浴風会病院診療部長を経て、現在、いずみクリニック院長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

qualia

1
あったまいい~先生の本を、どのように理解していいのだろうかと頭で考える。この本を読んで、倒れた祖母の周りでお世話をする人にも批判的な目を向けてしまうようになってはいけない。それだけではなく、自分の行動を振り返って、心の痛むことがある。そこに踏みとどまり、自分の老いていく親を看るときに生かしたいものだ。今後の話ではない。今すぐにだ。2010/01/29

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