内容説明
2002年から「総合的学習の時間」が、正式に教育課程の中に位置づけられる。これに先だって、すでに先導的な実践が行われている。この「総合的学習の時間」に行われる学習内容は、今後の社会科学習のあり方に大きな影響を与えることになる。「社会科はどうなるのだろうか」と、心配する声もある。21世紀をめざして、社会科授業を今から改革しなければ、そのいのちはなくなるかもしれない。そこで、社会科を心から愛する一人として、「このように改革してみたらどうだろうか」ということを、具体的に提案してみた。
目次
1 21世紀の社会科を展望する
2 古代史新発見の授業化
3 新しい指導法を考える
4 社会科教材開発の方法
5 具体的な指導例