たくさんのお月さま

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たくさんのお月さま

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(頁/高さ 26cm
  • 商品コード 9784198601041
  • NDC分類 E
  • Cコード C8797

内容説明

「お月さまが、ほしい。」という小さなレノアひめの願いをかなえてあげようと、王さまは家来たちに相談します。家来たちは知恵をしぼりますが…。アメリカの優れた絵本に与えられる栄誉あるカルデコット賞を1944年に受賞。以来、世代をこえて読みつがれてきた絵本です。5さい。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

83
1944年のコルデコット賞受賞作。大人と子ども、本質を見極める力があるのはどっち? 病気になったお姫さま。心配した王さまは「何でも持ってきてあげよう」。するとお姫さまは「お月さまがほしいな」と答えます。さっそく側近に命じて何とかしようと試みますが……。随所に風刺が効いたストーリー。しなやかな子どもの心を失った大人はつまらない。1994年5月初版。ジェームズ・サーバー生誕100年を記念して米国版と同じ形で出版されたとのこと。2015/09/21

tokotoko

38
表紙を開くと、紙芝居みたいな絵が、目に飛び込んできます。実はそこからお話はスタートしてます。ほのぼの絵本かなぁ~って思ったら、深ーいユーモアが隠れてます。大人向けかも!病気(原因がびっくり!)になったレノア姫。父である王さまがレノア姫の願いを叶えようと、いろんな人を呼びつけます・・・。さて、レノア姫は無事に元気になるでしょうか?この作家さん、風刺のきいた、とても有名なユーモア作家だそうです(あとがきより)。内容も面白かったけれど、私ね、絵本にしてこの大迫力の文字量はどうなってるのー!って笑いました。2014/07/08

浅葱@

34
ふぅーん。大人たちが、こねくりまわしたことを道化師とレノア姫はスッと超えていくのねぇ。自分のお月さま。自分の納得。いいと思います。2014/08/05

mntmt

24
いい話だなあ。それに、ユーモアがあって、かしこい。1943年刊行以来、読み継がれているのもうなずける。原題:Many Moons2016/03/07

小夜風

16
【図書館】レノア姫が病気になってしまい「お月さまがほしい」と言います。そこで王さまは賢い家来たちに月を取ってくるように命じるのですが…。絵本だけど意外とボリュームがあって読み応えのある一冊でした。家来たちにどうにも出来ないことを、言い出しっぺのレノア姫がどんどん解決しちゃうのが面白かったです。時には子どもの言うことが最もなこともあるよね♪2015/05/21

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