内容説明
クリスマスにはみんなあつまってたのしくおいわいをします。でも、おもいがけないおきゃくさまがつぎつぎとあらわれて…。はたして、サンタクロースはまちがいなくみんなにプレゼントをくばることができたでしょうか。5才から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
長くつしたのピッピ
22
児童クラブにて1.3年生男子に読み聞かせ。始まりは字がたくさんあって子どもには長いかと心配だったが、話がどんどん進んでいくうちに子どもたちがすぐに気づいて、「今度は何人?」「全部で何人?」と前のページに戻って数えだしたりと大喜びで聞いていた。お客間用のベッドルームはもちろん、お風呂の中や食器棚、出窓で寝たりと楽しそう。また、ホストファミリーのママがサンタさんに書いた手紙が素敵。イラストも繊細で外国のおうちのインテリを楽しむこともできた。, 2023/12/23
マツユキ
19
冬休みに娘が学校から借りてきた絵本、クリスマス前に読んだら、良かった!一緒にクリスマスを祝おうと泊まりに来た祖父母たち、では終わらなかった!こんなに来たら大変だなと思って読んでいましたが、だんだん愉快になってきた。こんな所で寝るの!?人が集まる家は、良い家。平和で、素敵。2023/01/01
R子
14
クリスマス絵本。クリスマスを祝うために家に集う家族たち。しかし予定外のお客が続々とやって来て...。表紙の、全ての部屋に明かりが灯る様子から、この家の楽しさや賑やかさが予感される。絵は地味だけど、描きこまれているのでじっくり見れて楽しい。寝床のアイディアとユーモアと、家の断面図が見どころ。2017/12/07
May
12
★★★☆☆ クリスマスのお祝いをするために1つの家にどんどんと集まる人たち。最初はおじいちゃんとおばあちゃんたちだけだったのに、次から次へと人がやってきて「何人くるの?!」と驚きながら。5人のおばさんが食器棚で眠るところなんてシュールすぎて笑った!見開きいっぱいに家の全体を描いたページが最高に好き。昔からそういう家を縦に切り取って描かれた絵が好き*2020/12/26
けいねこ
6
エクセター通りのベンとジェインの家では、次から次へと思いかげないおきゃくさまが。たいへん、どこにとまってもらいましょう。 暖炉の上や出窓、お風呂や流しまでベッドにして、なんとかみんなでクリスマスを迎えられることになります。荒唐無稽なストーリーですが、しっとりと語られているので、「分かち合い」という、クリスマスの精神を、温かく示す物語になっています。