内容説明
心が石ころみたいにかちんこちんになったムニア。何をやっても、むしゃくしゃするばかり。ねえさんのことをけっとばしたり、幼稚園の先生をこまらせたり、うそをついたり…。そしてついに、ものすごくいけないことを思いついてしまうのです…。意地をはっているうちにひっこみがつかなくなってしまった子どもの気持ちを、ユーモアたっぷりに描いた絵本です。スペイン児童文学賞イラスト部門・大賞受賞作品。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
花林糖
12
(図書館本)1984年スペインの絵本。子供の頃かちんこちん状態だったのを思い出した。子供の時はもちろん今でも親に「私のこと好き?」とは絶対に聞けないな。2015/09/16
チュンセ
12
長年欲しいと思っていたけど、絶版でどこにもなかったのが・・アマゾンに中古であって購入できました。何年ごしだったんだろう~~~!あるサイトをやるきっかけにもなった本・・・・・でもそのサイトも去年なくなった・・・あっ!ある事はあるんだけど使い勝手がよくなくてやめました。2015/09/08
ネジとサビ
9
絵も洒落てるし、内容も素敵! こんな風に愛されたら…と子どもたちは(私も)願うでしょうね。 ちょっと長いから読み聞かせに向かないのが残念。2021/08/21
ヒラP@ehon.gohon
9
一度へそを曲げてしまったら、悪い方へ悪い方へとエスカレートしてしまうスパイラル。 本人に悪い虫が取りついてしまうことって、ありますね。 本人の反省もさることながら、仲直りの際の家族の愛情の奥深さにホロリとさせられました。2016/05/12
おはなし会 芽ぶっく
8
心がかちんこちんになったムニアは、むしゃくしゃして家出します。でもオヤツの時間に戻ってきますが、こっそり玄関でお母さんの上着と帽子をつけて、ピロンポと名乗り別人を装って(笑)2023/05/14