内容説明
なきむしぼうやは、いつでもごきげんななめ。おもうとおりにならないと、かならずないたりわめいたり。さて、あるなつのあさのこと、ぼうやがまたないていると、イバラのしげみのなかから、まほうつかいのおばあさんがでてきていいました。「そんなになきたけりゃこれからはずうっとないているがいい!」さあ、たいへんなことになりました…!世界中で何世代にもわたって愛されてきた、エルサ・ベスコフの絵本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おはなし会 芽ぶっく
11
泣いてばかりの子には魔法使いがくるらしい。そんなに泣いてばかりいるなら、これからもずーっと泣いていたらいい、よ魔法をかけられたなきむしぼうや。嬉しくても泣いてばかり…。この魔法をとくには?…。2023/02/25
いっちゃん
9
泣き虫の子どもに、よんで、びびってもらいましょ。2015/06/30
紅生姜
5
小2の次女がいつまでも赤ちゃんみたいだったのでこれはいいかもと思い借りてみた。次女苦笑い。自分を見ているみたいだったかな。どんなに泣き虫で甘えん坊でも、子どもはいつか必ず大人になっていく。そういえば最近の次女はすっかり泣かなくなっている。2018/09/04
遠い日
5
おぉ、恐い恐い。ベスコフの文章は軽やかに進むが、なんとも恐ろしい、子どもを脅すかのような物語だ。ゆめゆめ、泣きすぎてはいけない。2014/01/03
がる
4
あごにひげのはえているおばあさん・・・こわいです。2011/03/02