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現代のテキスト
構造改革と保育のゆくえ―民営化・営利化・市場化に抗して

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  • サイズ A5判/ページ数 169p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784250203107
  • NDC分類 369.42
  • Cコード C0036

内容説明

それは本当に子どものためですか?駅・ビル型保育所や給食の外部委託の増加…。「待機児童ゼロ作戦」のもとに進む新自由主義的保育政策を、“子どもの最善の利益保障”の視点から討つ。

目次

プロローグ 子どもの最善の利益を保障する思想
第1章 待機児童ゼロ作戦のなかの保育所(待機児童ゼロ作戦とは何か;トロイの木馬としてのゼロ作戦 ほか)
第2章 保育所の民営化・営利化・市場化に向けた潮流(保育の公的責任の理念と構造;保育システムの多様化路線と措置制度廃止の動き ほか)
第3章 21世紀保育政策の新潮流(保育所の階層的再編と競争の組織化;イコール・フッティング論をテコにした保育の抜本的改革構想 ほか)
第4章 保育の公共性と専門性―公立保育所民営化論批判(公民間コスト比較論をつうじた公共サービスの民営化;人件費の公民間コスト差を根拠にした保育所の民営化 ほか)

著者等紹介

二宮厚美[ニノミヤアツミ]
1947年生まれ。神戸大学発達科学部教授、現在は同附属養護学校校長を兼務。経済学、社会環境論専攻。社会活動としては、学童保育指導員専門性研究会会長
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