出版社内容情報
おかあさんが,子どもにおくるメッセージ。子どもが一人で悩んでいるとき、親はどうしてあげるのがいいのか? あなたはひとりじゃない、ということをやさしく語りかける親子で読みたい絵本。 一般向け
内容説明
親の言うことをよくきくおとなしい子ほど、内面は苦しんでいる。少年の心の葛藤を『みずいろのこびん』でみごとに描いた著者が、今度は母親の立場からおくる愛のメッセージ。あなたはあなたのままでいい。大きな愛情で包みこんでくれる母親がいれば、きっと子どもは救われます。ひとりで苦しまないで、おもいきって心のドアをあけて。手と手をつなぐことで心が通じ合います。
著者等紹介
大井淳子[オオイジュンコ]
東京芸術大学大学院デザイン科修了。ステーショナリーのデザインを経て、97年「たねのはなし」で星の都絵本賞大賞受賞。作品に『みずいろのこびん』(岩崎書店)がある
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Naomi
18
お母さんから娘へのメッセージ絵本。淡くて優しい絵に、柔らかく包み込むような言葉がいっぱい。心が折れそうなとき、前に進めなくなったとき、そっと開くと、甘い愛に心が癒されるんだろうな。2016/01/15
テルテル
12
感動の作品。我が子を愛する母のありったけの思いが一文字一文字に込められている。どんなに苦しい事があってもどんなに辛い事があっても『あなたの手』という名の心をしっかり受け止めてみせるという母の決意が感じられる。子どもを初めて生んだ母親に読んでほしい一冊。私のお気に入りの絵本『おおきなあな』に共感できるお話。子どもが地獄のような苦しみに落ちているときは、母親も同じように苦しい。いつだって君の側についていたい。守ってあげたい。認めてあげたい。誰よりもあなたが最高な宝物であることを我が子には知ってもらいたい。2015/02/24
遠い日
8
母から子へ。小さな我が子へ贈る、大きな安心と愛。生き急がなくていい。頑張りすぎなくていい。あなたらしく、あなたのままで、いてほしいと告げる母のことば。そして、本当のものが見えるようにという願い。親として、子どもに伝えられるありったけの愛のことばが、ここにある。2014/06/18
雨巫女。@新潮部
5
子供には、ママが、一番だから。2010/12/09
めたる@灯れ松明の火
0
次女には、抽象的すぎた。。2013/10/18