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内容説明
本書は、民族やエスニシティという側面から、国民国家という枠組みではおよそ律することの困難な「アジアで生きる人びと」の主体のあるがままの内実を照らしだし、そのうえでそうしたアジアの人びとと日本人とのかかわりの過去と現在を問い直したものである。
目次
日本のなかのアジアとエスニシティ
1 アジアの民族とエスニシティ(ロシア極東と中国東北の民族モザイク―東北アジア;ゆれ動く多民族社会―東南アジア;不可触民、イスラム教徒、少数民族―南アジア)
2 アジアの人びとと日本人(日本人のアジア観;日本の戦争とアジア―戦争責任を考える;東南アジアからみた歴史教育の課題―「アジアのなかの日本」)
アジアからのメッセージ
未来をともに歩むために 本シリーズのあとがきにかえて