ドゥルーズ横断

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ドゥルーズ横断

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  • サイズ A5判/ページ数 382p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784309241524
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C0010

内容説明

内外の精鉛を結集した実践的なドゥルーズ読解のための決定版、ドゥルーズの思考を横断し、その思考とともに世界を横断する。

目次

ペリクレスとヴェルディ―フランソワ・シャトレの哲学
『千のプラトー』について
「言語の存在論的基礎」について
操り人形の声―ドゥルーズ・ガタリの明るさと暗さ
造成居住区の午後へ
感覚のブロック
一九六九年出会う―ドゥルーズの文学論をめぐって
子供の情景―痛み・これ・リトルネロ
見えないもののエコロジー〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

踊る猫

27
謙遜ではなく、本当に理解出来るところだけを摘み読みした程度の読書である。だが、丹生谷貴志の論考が個人的に響いた。なるほど、D&Gに真面目に寄り添い論考を重ねる他の論者の文章と比べれば、丹生谷の論考は個人的実存と苦悩に傾き過ぎている。これでは殆ど文学だ、と書けば侮辱も過ぎるか? だが、私自身どうしようもなく苦しかった時に読んだので、理由もなく生きていることの後ろめたさ、男であることの悲しさを慰撫されたように感じられた。そして、それこそ哲学を読むということの意味(のひとつ)ではないだろうか。丹生谷を読むつもり2019/11/27

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