出版社内容情報
平易に書かれた、この分野の格好の手引書。
本書は、構造主義と記号論の本質と発展、またその原則と問題点などを取り上げ、この分野の予備知識を持たない人たちでも理解できるよ うに書かれたものである。特に、ソシュール、レヴィ=ストロース、アメリカ構造言語学者たち、ヤコブソン、バルト等の仕事に焦点をあて、詳しく 分析している。この分野に携わる人にはもちろん専門外の人にも興味深い一冊である。
ソシュール、レヴィ=ストロース、ヤコブソン、バルトなど、構造主義と記号論の基本的な考え方の軌跡をたどる格好の手引書。<初版1979年>
内容説明
本書は、構造主義と記号論の本質と発展、またその原則と問題点などを取り上げて、この分野の予備知識を持たない人たちでも理解できるように書かれたものである。まず、言語学と人類学に関連した学問から、構造主義者の考え方の発展を歴史に基づいて記述する。特に、ソシュール、レヴィ=ストロース、アメリカ構造言語学者たちに言及する。ついで、ロシアのフォルマリズムに検討を加えつつ文学研究の分野での現在の主要な構造主義者たちの考え方を詳述する。その中では、ローマン・ヤコブソン、ロラン・バルトや他の人々の仕事を特にくわしく分析している。
目次
第1章 序論
第2章 言語学と人類学
第3章 文学の構造
第4章 記号の科学
第5章 結論・古い「ニュー・クリティシズム」に代わる新しい「ニュー・クリティシズム」の可能性
著者等紹介
ホークス,テレンス[ホークス,テレンス][Hawkes,Terence]
ウェールズのカーディフ大学の英語英文学担当教授
池上嘉彦[イケガミヨシヒコ]
1934年、京都市生まれ。東京大学大学院総合文化研究科名誉教授、昭和女子大学大学院教授
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たぬき