出版社内容情報
数度にわたる現地調査と綿密な各国語史料の研究を重ね,生態学的アプローチと歴史的考察の交錯を試みた本書は,東南アジアの自然の総合的研究の画期的金字塔を打ち樹てた。
Ⅰ 東南アジアの輪郭
1 自然環境
2 生態・土地利用区の設定
Ⅱ 生態・土地利用区各論
1 大陸山地区
2 平原区
3 デルタ区
4 湿潤島嶼西部区
5 湿潤島嶼東部区
6 イリアンジャヤ区
7 ヌサ・トゥンガラ区
8 ジャワ区
9 フィリピン区
Ⅲ 土地利用史
1 稲作の伝播
2 インド型稲作の流入
3 商品米の登場
4 植民地時代
5 第二次世界大戦後
むすび
あとがき