出版社内容情報
日本のシェイクスピア学者たちが、それぞれの問題意識をもって、37編の劇・ソネット集・その他詩作品に挑んだ、新しい形の 「シェイクスピア論」。
内容説明
故小津次郎教授の知友・門下がこぞって繰りひろげるシェイクスピア学の果敢な新世界。
目次
シェイクスピアの生涯―序論にかえて
『ヘンリー六世・第1部』―その終わりと始まり
『リチャード三世』―歴史劇か悲劇か
『間違いの喜劇』―1日の間違いと長い間の間違い
『タイタス・アンドロニカス』―そのとらえがたい残酷性、主人公、劇ジャンルをめぐって
『じゃじゃ馬ならし』―キャタリーナの変貌をめぐって〔ほか〕