過ぎ去ろうとしない過去 - ナチズムとドイツ歴史家論争

過ぎ去ろうとしない過去 - ナチズムとドイツ歴史家論争

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  • サイズ B6判/ページ数 257p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784409510353
  • NDC分類 234.074
  • Cコード C1022

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

中書島

1
日本との類似点が多々見られたので、本書から挙げてみる。 ・「歴史の喪失と自らの国民(の過去)に対する仮借のない責め立て振りを、われわれは憂慮せざるをえない。他の諸国民(=民族)には自明のものである基本的な愛国心なくしては、わらわれの国民もまた生きてゆくことはできないだろう。いわゆる(過去の克服)はたしかに必要なことであったが、わらわれの国民から未来を奪いとるためにこれを濫用する者に対しては、われわれは異議を申し立てないわけにはいかない。」アルフレート・ドレッガー(CDUの保守派政治家)2012/01/01

むーみん@あっく

0
早く復刊してください(懇願)

さんた

0
一読だけでは全然理解できなかった。時間を置いて再読したい。2010/01/05

Arte

0
背景を知らずに読んだので、衝撃的だった。そもそもなんで喧嘩しているのか、よく分からなかったが、歴史学者のノルテさんが「ナチスのホロコーストをカンボジアの虐殺やスターリンの粛清と比較した」ことを、哲学者のハーバーマスさんが「修正主義」だと、馬鹿気違い呼ばわりした、というのがどうも発端らしい。正直ノルテやシュテルマーが何言ってるのか分からないところも多かったが、「ヒトラーとナチズムはいまだに神話であり、過程を学問的に取り扱えば、過去に対する道徳的衝撃を弱める」とか言われても。2018/03/14

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