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心理学研究法の新しいかたち

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  • サイズ A5判/ページ数 276p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784414301540
  • NDC分類 140
  • Cコード C1311

目次

序論 「心理学研究」を始める前に
第1部 量的研究法についての問い直し―測定法に関して(測定の妥当性からみた尺度構成―得点の解釈を保証できますか;生理学的・神経科学的方法の利用)
第2部 量的研究法についての問い直し―統計的分析法に関して(因果関係をモデリングする―共分散構造分析;サンプルサイズに関する一考察)
第3部 質的研究法についての問い直し(参加観察における「個別性」について;形成的フィールドワークという方法―問いに応える方法の工夫;「フィールドワーク」から「質的研究」への流れのなかで)
第4部 「質的研究vs.量的研究」という二項対立を越えて(心と社会を研究する方法;研究法についての学習と教育のあり方について思うこと、あれこれ)

著者等紹介

吉田寿夫[ヨシダトシオ]
1956年静岡県に生まれる。1979年広島大学教育学部卒業。1984年広島大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。兵庫教育大学大学院学校教育研究科教授(専攻は社会心理学、教育心理学、心理学研究法)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MasakiZACKY

2
心理学研究法について複数の研究者がそれぞれの視点から提言をした一冊。心理学に蔓延る悪しき習慣に対して待ったをかける熱い言葉の数々。耳が痛いと共に、よりより研究法に向けてこちらも熱くなってくるほど刺激的。非常に有意義な内容であった。研究の意義・尺度構成・生理学的神経科学的方法・共分散構造分析・サンプルサイズ・形成的フィールドワーク・研究法についての学習と教育など、少しでも疑問に思ったことがあるなら読んでみるがよし。何かしらのヒントがあることは間違いない。特に統計の学習に関する章は強く噛み締めました。2013/10/05

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