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企業戦略論―競争優位の構築と持続〈上〉基本編

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  • サイズ A5判/ページ数 326p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784478374528
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C2034

内容説明

リソース・ベースト・ビュー(経営資源に基づく戦略論)の第一人者J.バーニーの戦略論テキスト、待望の日本上陸。

目次

第1章 戦略とは何か(戦略という概念の定義;戦略と企業ミッション ほか)
第2章 パフォーマンスとは何か(戦略の定義とパフォーマンスとの関係;パフォーマンス概念の定義 ほか)
第3章 脅威の分析(SCPモデル;脅威を分析する5つの競争要因モデル ほか)
第4章 機会の分析(業界構造と機会;戦略グループによる脅威と機会の分析 ほか)
第5章 企業の強みと弱み―リソース・ベースト・ビュー(企業の強み・弱みに関するこれまでの研究;組織の強みと弱みの分析 ほか)

著者等紹介

バーニー,ジェイ・B.[バーニー,ジェイB.][Barney,Jay B.]
オハイオ州立大学経営学部フィッシャー・ビジネススクール企業戦略バンク・ワン・チェアーシップ教授。アメリカ経営戦略領域におけるリソース・ベースト・ビュー発展の原動力となった戦略理論家。1996年にはアメリカ経営学会の経営政策・戦略部会会長を務めた。エール大学で博士号を取得後UCLAで教壇に立ち、テキサスA&Mビジネススクールを経て現在に至る。経営学におけるトップジャーナルとされるAMR、AMJ、AME、SMJ、Management Science等に50を超える掲載論文を持ち、これら多くの学術ジャーナルの編集委員を務める。在職した3つの大学で計5回のティーチング・アウォードを受賞している教育者でもある。さらにヒューレット・パッカード、テキサス・インスツルメンツ、アルコを含む20以上の企業で戦略コンサルティングを行っている

岡田正大[オカダマサヒロ]
慶応義塾大学大学院経営管理研究科(慶応ビジネススクール)助教授。早稲田大学政治経済学部政治学科卒。1985年本田技研工業(株)に入社。その後、慶応ビジネススクールにてMBAを取得。アーサー・D・リトル(ジャパン)にてIT業界へのコンサルティングを経験後渡米し、オハイオ州立大学バーニー教授の下で経営学Ph.D.(経営学博士号)を取得し現在に至る。また渡米とともに、Muse Associates社(カリフォルニア州パロアルト)にフェローとして参画、戦略コンサルティング活動も継続している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kiyoshi Utsugi

34
日本の企業では、トヨタ、ソニー、NEC、コマツが取り上げられていた。まあ妥当かなといったところ。 日本人としては、ただ一人伊丹敬之氏が挙がってました。 気になったのは、「トランジスター製造におけるGEの経営資源やケイパビリティは、半導体が発明された時点でその価値を大幅に失った」という記述。多分、翻訳した時に間違えたのだと思うけど… 半導体はそもそも発明されたのではなく、発見されたものだし、発見された半導体の性質を使って作られたのがトランジスターだから、順番が逆。😅 理系人間としては、非常に気になる。😀2023/05/16

KAZOO

29
経営戦略論のMBAでかなり教科書に採用されている3分冊の本の1冊目「基本編」です。図形を多用せずに講義そのままの話し言葉で書かれているので、きめ細かなところには手が届くのですが、最近の学生さんには少しわかりずらいと感じる方もおられるのではないかと思います。また各章には演習問題が出ているのでそれをいくつか自分で復習の意味で解いていけば理解が深まると思います。2015/01/29

著者の生き様を学ぶ庵さん

19
リソースベースの戦略論だけでなく、ポーター流の外部環境重視型で分析型の戦略論もカバーされている「教科書」です。VRIOフレームワークを知りたくて借りました。理論は良く分かるのですが、すぐに使える分析モデルの提供までは至らず、少し残念。2016/05/18

手押し戦車

14
ビジネスで競合優位を得ると独占になる。他人にはまねできないオリジナルなものを作り出し他人が真似できない環境を構築して行く。特許とか法律で守るのは特許網を潜り抜けてこられる。競合優位性は独創的なオリジナルなものを生み出していくこと、自分のアイデアや行動を他人が真似できないようにすること。独創的なオリジナルのものには研究開発費や陳腐化があり競争優位性を維持するのが難しい。行動が伴う事は容易に真似が出来ないので競争もなく消費者独占力が上がり価格決定権を保有でき容易に価格転嫁さらに投下資本の回収率が上がる2015/03/13

タケヒロ

9
SWOTの内、外部環境の脅威と機会を調べる。脅威は、5フォースを、機会は業界性質毎の機会を参考にする。そこから、この脅威をなくし、機会を最大限利用できる自分の経営資源の強味と弱みを調べる。強みと弱みはリソースベースビューに基づいたBRIOを使って調べる。「戦略の選択と実行にあたって、模倣コストが大きく、稀少で、価値のある経営資源を保有し活用する企業は、ある一定期間持続する競争優位を獲得し、標準を上回る利益をあげることができる」といった言葉が印象的。自分自身を調べるときにも使えるフレームワークです。2016/12/04

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