内容説明
思い出、雀こ、狂言の神、虚構の春など20篇、すべて初出誌・紙を底本とした初めての全集。作品の配列は作者の執筆脱稿年月日順。全巻に詳細な作品生成過程を述べた解題と綿密な校異を収載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
myunclek
15
何故だか分からないけど言葉が、胸に迫る。これも太宰治の筆力なのだろうか?2015/03/07
うぃっくす
1
道化の華が読みたくて読んだ。昔読んだ気がしたのにまた読んでああこの人ってこういう感じだよなーっていう。自己陶酔すごいよね。けどたまにすごいいい文章があったりする。道化の華、葉、ダス・ゲマイネ、雌に就いてが好き。2016/06/24
Tonex
0
面白いもののあれば、あまり面白くないものもある。意味がわからないものもある。解説書などを読んだら理解できるようになるだろうか? 5年か10年か経って再読したら、面白く感じるだろうか? 【面白かったもの】魚服記、地球図、尼(「陰火」より)、彼は昔の彼ならず、ロマネスク。【いまひとつ面白さがわからなかったもの】雀こ、道化の華、ダス・ゲマイネ、狂言の神、虚構の春。2013/08/06