ハプスブルク帝国1809~1918―オーストリア帝国とオーストリア=ハンガリーの歴史

ハプスブルク帝国1809~1918―オーストリア帝国とオーストリア=ハンガリーの歴史

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  • サイズ B6判/ページ数 400,/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784480853707
  • NDC分類 234.6

内容説明

現代ヨーロッパ国家の原像を探る。近代の中欧・東欧にまたがる大帝国=超民族的王朝国家が、内部にかかえる民族問題、近隣諸国との外交問題に苦悩しつつ、第1次大戦によって崩壊するまでの過程を描く。

目次

近代ハプスブルク帝国歴代皇帝と治世
第1章 王朝
第2章 民族
第3章 旧絶対主義メッテルニヒのオーストリア
第4章 三月前期
第5章 急進派の暴動、1848年の革命
第6章 自由派の時期、憲法制定議会
第7章 新絶対主義、シュヴァルツェンベルクとバッハの体制
第8章 連邦主義と中央集権主義との闘争、10月特許状と二月勅令
第9章 立憲的絶対主義、シュメアリングの体制
第10章 古きオーストリアの終り
第11章 二重帝国の成立
第12章 自由派の凋落、オーストリアにおけるドイツ人の優勢
第13章 ハプスブルクの復活、ターフェの時代
第14章 混乱の時期、ターフェからバーデニーへ
第15章 1867年以後のハンガリー、カーロマン・ティッサとマジャール人ジェントリー
第16章 民主主義の装い、ハプスブルク帝国の小春日
第17章 暴力による解決
第18章 暴力の報い、ハプスブルク家の終り
エピローグ 王朝なき人民

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

中島直人

3
ハプスブルク帝国が滅ぶまでの100年間を、主に政治面から、人について掘り下げることで紐解いている、という印象。あまりに錯綜しすぎていて、全く腹落ちさせることが出来ず。2022/04/20

iincho1905

1
とにかく訳が酷い。出来ることなら原著を読んだ方が良い。

富士さん

0
19世紀のオーストリア、ハンガリー帝国のゴタゴタした事情が細かく書かれていて、参考としてはいいと思います。読後感はギボンのローマ帝国衰亡史を読んだ時にそっくりでした。ストレスを感じる翻訳も相まって、否定が鼻につく記述には不快感を覚えます。この国がどれだけ愚かで、無能かをひたすら強調し、行動は失敗ばかりで評価すべきところはないと言わんばかりの記述は、何もできない当事者とすべてを見通した歴史家という図式を感じました。あと知恵であれば誰でも万能です、本書を読めば読むほど著者は何様なのかと問いたくなります。2013/03/16

ての字

0
直訳じみた文章のため再読要。2010/01/29

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