サバービアの憂鬱―アメリカン・ファミリーの光と影

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サバービアの憂鬱―アメリカン・ファミリーの光と影

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  • サイズ B6判/ページ数 494p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784487752799
  • NDC分類 361.78
  • Cコード C0022

内容説明

郊外からみるアメリカン・ウェイ・オブ・ライフの真実の姿。

目次

50年代の郊外の世界へ
広告と商品から浮かびあがる郊外の幸福
アメリカン・ファミリーの出発点
変わりゆくアメリカの風景―郊外の観察者ジョン・チーヴァー
アメリカン・ファミリーの亀裂―リチャード・イェーツ、ブルース・J.フリードマン、ジョン・アップダイク、『泳ぐひと』
アメリカン・ドリームの向こう側―ビル・オウエンズ、ジョイス・キャロル・オーツ
郊外住宅地の夜空に飛来するUFO―スティーヴン・スピルバーグのトラウマ
ボルティモアの郊外から吹きだすバッド・テイスト―ジョン・ウォーターズの挑発
郊外の子供たちのモノローグ―『ぼくらを撃つな』、エリック・フィッシュル、ベッツィ・イスラエル
中流の生活を見つめるミニマリズムの作家たち―レイモンド・カーヴァー、デイヴィッド・レーヴィット
保守化するアメリカから浮かびあがる家族の肖像―『普通の人びと』、ブラット・パック、ジョン・ヒューズ
崩壊する家庭とよみがえる50年代の亡霊―スティーヴン・キングの暗闇
揺らぐ50年代のイメージ―デイヴィッド・リンチ、『ベアレンツ』、『クライ・ベイビー』
戦争が終わり、世界の終わりが始まった―フィリップ・K.ディックの50年代体験
郊外のティーンエイジャーに襲いかかる悪夢―『ハロウィン』、ウェス・クレイヴン
こわばった郊外居住者の妄想―『ネイバーズ』、『メイフィールドの怪人たち』、『チェッキング・アウト』
新しいフロンティアのリアリティ―『トゥルー・ストーリーズ』、『ゾンビ』、フレデリック・バーセルミ
ゲイの浸透と新しい家族の絆―デイヴィッド・レーヴィット、A.M.ホームズ、マイケル・カニンガム
現代の郊外では何が起こっているのか―郊外のティーンをめぐる80年代の事件簿
90年代を予感させる歪んだ郊外のイメージ―『ヘザース』、『アップルゲイツ』、『シザーハンズ』、A・M・ホームズ、『パパの原発』
コミュニティの理想と個人の希望のはざまで―『トラスト・ミー』、『パブリック・アクセス』〔ほか〕