出版社内容情報
ベンジャミンの家族が引越してきたのは、広い庭のある家。家族みんなの庭造りの様子を楽しく描きます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
テルテル
39
一つ一つの花々には皆使命がある。人間もまた同じである。人々の心を癒す花もあれば腹を満たしてくれるものもある。ある時は大地に根を深く張り地震がきてもびくともしない大地をつくり生き物の命を守ってくれるものもある。その花々に命を与え育んでいく家族の姿が胸をうつ。育むことは簡単なことではない。我が子と対話するように毎日の作業がとても大切になってくる。栄養を与えなければ人間同様病気になってしまう。育てるということには責任が伴う。しかし、しっかり育てた分、良き花となり感動を与える存在になる。私もそんな人になりたい。2015/05/13
どあら
27
図書館で借りて読了。家族で計画を立てて、お庭をキレイにしていきます。絵は細かくて素敵ですが、読み聞かせにはちょっと…。(13分4秒)2019/10/31
ごへいもち
24
こんなに広くて日当たりのいい庭があったらね。ポニーテールの後姿しか見えないあの樹木医は男の人だと思う2013/05/20
カタコッタ
16
細かい所にもストーリーがある。こういう本は大好きです。間取り好き、家好きの私のアンテナにひっかかる本でした。我が家の庭の菜園作りに精を出している初老夫婦にも同じ思い、同じ感覚が有ります。土と戯れていると、何より癒されます。たとえ草むしりでも。昔、兄と二人でレンゲを摘んだ思い出をふと思い出して、泣けました。小さい時の思い出は一生の宝です。こどもと近くにある自然をどうか大切に。2022/09/09
書の旅人
13
春からは、私もポレポレの丘で畑をやります。理事長から、「やるなら、遊んでね」と言われているので、子どもたちの歓声が聞こえる様な場を目指してます。その私のわくわくを、さらに後押ししてくれるお話でした。2018/01/17