内容説明
はなやまこうえんで、セミをとっていたら、おとうとのたかしがやってきた。たかしのやつ、こっちをみたとたん、いきなりにげだした。(あっ、ぼくのランドセルだ!)ぼくは、虫とりアミをなげだしておいかけた…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そら ふわりん
16
昔同じような気持ちでいた事を思い出して、泣きたい気持ちになった。今でも家族の昔話には、私はひどいお姉ちゃんだったと認識されていて、私のあの頃の寂しさと悔しさはまだ消化しきれていないんだと気付かされた…。昔は当たり前のように使われていた言葉ですね。2018/08/22
ヒロ@いつも心に太陽を!
12
「ああ〜こっちもいいお兄ちゃんだなぁ」とほほえましく思った一冊(*^∨^*)私に妹弟はいないけれど「お兄ちゃんなんだからしっかりしなさい!」とか言われる時の気持ち、なんかわかるし。最後がお兄ちゃんの作文で終わるってのもなんかこにくたらしい演出だった(笑)2012/02/05
おはなし会 芽ぶっく
8
第11回けんぶち絵本の里ビバガラス賞 ゆういちは弟のたかしに悩まされています。たかしが何かしても「おにいちゃんだから」ですまされるし。けれどある日たかしがいなくなって、嫌いなところもあるけれど心配するおにいちゃんの気持ち分かります。2001/10/01
そうさん
7
4歳7ヶ月。一人っ子の子どもには完璧には理解できなかっただろうな。妹がいる私はよくわかる…けど、殴った記憶はないなぁと思いながら読んだ。2019/03/01
Giraffe Teacher
6
私はお姉ちゃんだからお兄ちゃんやお姉ちゃんがどんなに大変かわかる。 たかしはすごいうっとうしそう2024/04/27