イメージの博物誌 〈7〉 螺旋の神秘 ジル・パース

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イメージの博物誌 〈7〉 螺旋の神秘 ジル・パース

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  • サイズ キガイ判/ページ数 127p/高さ 28cm
  • 商品コード 9784582284072
  • NDC分類 147
  • Cコード C0370

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

デビっちん

8
螺旋は無限の象徴である。伝説、宗教、神話の象徴には渦巻きの図柄が取り入れられ、螺旋を物語っていることが多い。1つの回転は1つの完結であり、同時に新しい局面への出発である。すべての拡張は、やがて収縮し進化の渦巻きの次なる回転へ転じる。根源と目標は基軸の両極であり、螺旋は両方向に引かれている。今やっていることは、拡大だろうか?それとも縮小だろうか?2015/09/23

evifrei

7
資料集。螺旋という象徴が示してきた隠された知についての解説文が非常に興味深かった。人間の命も螺旋で表せるとは、考えてもいなかった。命の始まりから決められた周期(古代では7年を一つのサイクルと捉えていた)を繰り返し、命の終わりを迎える。一周期の7年間同じ1日を繰り返すことは一度もなく、次の周期へ向かう。ともすれば命の始まりから終わりまでは現代では一直線でとらえ勝ちだが、周期ごとに定められた課題を負いながら我々の魂が完成へと向かうという天体の周期と生きてきた古代人の思想は現代人が忘れている視野の広さがある。2019/12/26

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