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おじいちゃんと森へ

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  • サイズ B4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 30cm
  • 商品コード 9784582831962
  • NDC分類 E
  • Cコード C8071

内容説明

おじいさんのやさしい導きによって、「人間をふくめて自然とは何か」に目覚めていく少年の成長を伝える絵本。2000年クリストファー賞受賞。

著者等紹介

ウッド,ダグラス[ウッド,ダグラス][Wood,Douglas]
1951年、アメリカ、ニューヨーク生まれ。作家・ミュージシャン。ミネソタ州在住。ナチュラリスト、自然のガイドとしても知られる。93年、『オールド・タートル』で全米書店協会児童書部門年度賞を受賞。『おじいちゃんと森へ』で2000年にクリストファー賞を受賞

リンチ,P.J.[リンチ,P.J.][Lynch,P.J.]
1962年、アイルランド、ベルファスト生まれ。イラストレーター。ダブリン在住。87年、アラン・ガーナー著『ア・バッグ・オブ・ムーンシャイン』でマザー・グース賞を受賞。96年、スーザン・ウォジェコウスキー著『ザ・クリスマス・ミラクル・オブ・ジョナサン・トゥーミィ』、98年、エイミー・ヘスト著『ホエン・ジェシー・ケイム・アクロス・ザ・シィー』で2度のケイト・グリーナウェイ賞を受賞

加藤則芳[カトウノリヨシ]
1949年、埼玉県生まれ。早稲田大学卒業後、出版社勤務を経て、長野県八ヶ岳に移住。国内外の自然保護やアウトドア、ロングトレイルなどをテーマに執筆。現在、アメリカの全長3500キロにおよぶアパラチアン・トレイルの踏破を計画している

ニコル,C.W.[ニコル,C.W.][Nicol,C.W.]
1940年、イギリス、南ウェールズ生まれ。作家。高校卒業後、カナダに渡り、北極地域の野生生物調査をおこなう。78年より日本在住。長野県黒姫に住み、84年から森の再生活動をはじめる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マリリン

44
絵が素晴らしい! おじいちゃんと森に行き語り合った日々、それは感動とかけがえのない思い出と知る事の愉しさ...。生を紡ぎ伝える事の大切さとともにあたたかい温もりは、おじいちゃんの肉体がなくなっても忘れることはないかけがえのない思い出。 子供の頃父方の祖父と同居していた。思春期は疎ましく感じた事もあったが、たくさんの事を教えてもらい体験した。祖父が遺した大学ノート130冊位ある日記は、旧字体や英語表記もある。読んでみたいと思いつつ年月が過ぎてゆく。学生時代を過ごしたという本郷あたりをたまに歩き祖父を偲ぶ。2022/07/01

ワッピー

32
まだ幼かったぼくがおじいちゃんと一緒に森を歩き、教わった大切なこと。おじいちゃんが亡くなって悲しみに沈んで、祈りを忘れ、引きこもっていたぼくがある日森に出かけて岩の上に座っていると、また祈りが聞こえ、おじいちゃんもそこにいると感じた。すべての命は祈りそのものであり、在るものを見ることもまた祈りであり、答えでもある。うつくしい小道、流れる小川、そびえる木々、湖の畔の夕暮れ、窓を打つ雨。やわらかいトーンで描かれ情景が読者を森に誘ってくれます。C・W・ニコルのエッセイ付。2022/06/14

tokotoko

22
まるで映画を見てるような、とても美しい絵。偶然にも、本作品の画家は、今日最初に読んだ本の作家と同じ、アイルランド出身!アイルランドのことが、とっても知りたくなってきた。この絵本のテーマは「祈り」。おじいちゃんが、とても重厚な言葉で、たくさんのことを教えてくれる一冊。2014/01/18

こなつ

21
おじいちゃんの言葉。おじいちゃんとぼくの森の中での絵。心に響くものがある。祈るとは。何回でも読みたい美しい言葉と絵。2016/11/03

小夜風

21
【図書館】絵の素晴らしさを堪能しました。「お祈り」とは何か?というお話ですが、ちょっと難しかったです。お祈りをする習慣がない日本人には、何かもうちょっと違う言葉がないかなぁ?あとがきにあるように「生きていてくれて、ありがとう」というメッセージの絵本です。2014/06/08

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