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ものと人間の文化史
狐 - 陰陽五行と稲荷信仰

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  • サイズ B6判/ページ数 209p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588203916
  • NDC分類 382.1
  • Cコード C0320

出版社内容情報

その伝承と文献を渉猟しつつ,中国古代哲学=陰陽五行の原理の応用という独自の視点から,謎とされてきた稲荷信仰と狐との密接な結びつきを明快に解き明かす。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こだま

5
狐の生態に着目して、狐に関する民話がなぜこんなに多いのかが論じられています。2016/06/04

お萩

4
あくまでも陰陽五行説に則って、ということなので若干結論の持って行き方に「?」となる部分もあったけれど面白かった。陰陽五行説わりと万能。油揚げの説明が雑すぎて笑った。これは調べたけれどわざとこうしたのかただ単にインスピレーションに任せて筆を走らせこうなったのか...。(油鼠→鼠=子=水→土剋水でももってけたような気もするが..。しかしなぜ揚げるのか。)2015/12/15

Greensky

0
五行思想に則った考察は非常に新鮮であったが、そこまで当時の人間が末端まで理に従っていたのかというと疑問が残る。五行思想自体が自然の理を表しているところもあるはずだから、何でもかんでも五行思想ありきで考えるのはやりすぎな気がする2016/01/03

Taeko Nanaz

0
古代から現代まで、多岐にわたる資料をもとに、吉野裕子氏独自の視点で狐を考察。冷静に分析し、簡潔な持論に導いている。弘法大師とお稲荷さんの関係性も一筋でない箇所が、私の好奇心を満たしてくれた。2014/10/05

春木

0
学生時代に読もうとして途中放棄してしまってたのを、改めてちゃんと読了。狐と陰陽五行。興味深い内容でした。2013/09/22

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