内容説明
ミーナとコーゲは、いっしょにくらしていました。毎日いっしょに、コーヒーをのみました。いつも、そうでした。ところが、ある日、コーゲはいいました。「ぼくは、旅にでるよ…」いっしょでもいっしょじゃなくてもふたりはふたり。人気絵本作家が贈るせつなく、かわいい愛の物語です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
11
人の気持ちも知らないで、とつい言いたくなるような夫婦の物語ですね。 突然旅に出るというコーゲはミーナの気持ちを全く理解していません。 お互いを理解できていないと、どちらかが辛いだけの展開ですよね。 夫婦の物語になったいるけれど、人の気持ちを考える教材かも知れません。2018/03/14
がる
5
気持ちがすれちがったり、かみ合わなかったり。うなずけます。 2011/03/08
遠い日
4
いくら好きどうしでも、こういうことはあるものだ。ひとり、ぐんぐん行動してしまうコーゲに置いてけぼりにされたミーナの暗い昏い感情が、渦巻く。こんなことをされたら、わたしだったら相手を信じられなくなるなぁ。それでも待った、ミーナ。不服も怒りも、よくわかる。おとなの絵本。2014/03/29
あいこ
1
他人事とは思えません。まさに我が家。2012/06/16