内容説明
モリーはうちでかっている子イヌ。大きなおとをとてもこわがるんです。きょうのパーティでは花火をあげるんだけど、だいじょうぶかしら…。あたたかなイラストとおはなしがやさしく心をつかむドイツの絵童話です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けろりん
62
ワンワンワンの日に🐶。大みそかの夜、レーナと弟のマックスは、初めての夜ふかしと、ロケット花火にワクワク。大きな音が大きらいな、子いぬのモリーにはかわいそうだけど、ママがそばについていてあげれば、大丈夫だよね。自分たちの楽しみを優先させてしまった結果は…?生き物の命を預る責任、ご近所との繋がり、動物をとりまく環境と社会の取り組み、思いやりの心を持つ事の大切さが、柔らかな色調の装画と、優しい語り口によって、初めて一人で本を読む幼い読者にまっすぐに届く、小さな手に馴染む愛らしい絵本です。2022/01/12
小夜風
19
【小学校】大晦日のカウントダウンのパーティーでロケット花火を打ち上げていたら、仔犬のモリーは怯えてドアの隙間から逃げてしまいました。レーナと弟のマックスとパパとママで探し回りますが…。犬の絵が可愛かったです。ドイツの絵童話。2014/07/30
遠い日
6
大晦日のお楽しみイベント、初めて許してもらったロケット花火の最中に、大きな音が大嫌いな子犬のモリーが逃げ出した。いなくなったモリーを捜索する、大変な年越し、年明け。親切な人の計らいで、動物保護施設の動物の家に預けられていたモリー。ペットを買うときの、いろいろな心構えと覚悟が、リアルに描かれています。2019/02/06
猿田彦
4
今日は大晦日。この夜だけは深夜まで起きていられるし、友達の2家族がお客さんとしてきてくれる。それに初めてのロケット花火。犬のモリ―が大きな音を怖がるのでお父さんやお母さんは花火に反対しました。その結果は、タイトルへとつながる状況に。4歳の孫は、可愛い犬の絵にはじめはじっと聞いていましたが途中から脱走。読友さんの言う通りちょっと難しい本だったかな。でも、動物を飼うということについてわかりやすく教えてくれるこの本を、もう少し先に読ませたいと思いました。読友さんありがとうございました。2022/02/28
沖田直子
1
「まあ、みていて」とレーナ。どうなったのだろう?2015/05/09