内容説明
有機化学の基本的な化合物群であるカルボン酸とその誘導体、生体関連化合物として重要なアミノ酸・ペプチド類、およびリン酸エステルの化合物群の合成について、この10年間における新規の合成法、将来も汎用されるであろう実験例を中心に解説。
目次
1 カルボン酸および誘導体(カルボン酸;エステル類;ラクトン類 ほか)
2 アミノ酸・ペプチド(アミノ酸の合成と光学分割;アミノ酸の光学分割;α‐アミノ酸の不斉合成 ほか)
3 リン酸エステル(リン酸化用試薬の合成;リン酸化法の要約;リン酸の保護基;リン酸エステル合成の実際)