出版社内容情報
大切にしたい本がある――詩人 長田弘により選書・翻訳された『詩人が送る絵本』の第2弾・全7冊の刊行が始まりました。
第1回配本は、本書『私、ジョージア』と『人生の最初の思い出』(パトリシア・マクラクラン)の2冊。
今後、月に1冊ずつ刊行の予定。
ルーグウィン『いちばん美しいクモの巣』 12月
モリソン『子どもたちに自由を!』 2002年1月
センダック『魔法使いの少年』 2002年2月
ウィラード『おばあちゃんのキルト』 2002年3月
『リンカーン ゲティスバーグ演説』 2002年4月・完結
※全7冊が完結しました。各本のカバー袖についている応募券を集め、指定の葉書に添付、出版社に返信すると、美しいセット函がプレゼントされます。
第1回配本 『私、ジョージア』
「わたしが住んだのは、とても高いところ、雲のなかだ。その窓から見るものを、わたしは絵にかいた」。
まだ若い少女の頃から、ジョージア・オキーフは、世の中を彼女だけの視点から見ていた。花々。砂漠。丘。そして空。98歳の死まで絵筆をとりつづけたオキーフの生涯を、美しい文章と絵でおくる。
書評より:
「どんなに大それた希望であってもこの人にはかなわない、とジョージア・オキーフの自伝を描いた絵本『私、ジョージア』を読んで思った。もし、この本を読んで興味を持ったら、それが消えないうちに…」(角田光代/朝日新聞 2002.1.13)
「力強い生き方が勇気をくれる」(2002.5 たまごクラブ)
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Geanette Winter(ジャネット・ウィンター)
シカゴ生まれ。ジョージアとおなじシカゴの美術学校でまなんだ。べン・シャーンの絵に影響をうけ、イラストレーションの道を選び、移民の子どもたち、シェーカー・コミュニティ、メキシコの村の人びとなどを主題に、新しい伝記の絵本の世界を拓く。ジョージア・オキーフという希有のアーティストのたましいの秘密を見事にとらえたこの魅力的な絵本は、「ジョージア自身の内面の旅と、ジョージアの想像力をとらえた自然の風景」をうきぼりにして激賞された。テキサスとニューヨークで1年を半分ずつすごす。大のバッハ好きで、この絵本はつねにバッハのながれる絵本作家のテキサスの仕事部屋で画かれた。
長田弘(おさだ・ひろし)
詩人。1939年福島市生まれ。代表的な詩集に『一日の終わりの詩集』『黙されたことば』(ともにみすず書房)『深呼吸の必要』『食卓一期一会』『世界は一冊の本』『記憶のつくり方』(ともに晶文社)など。「贈る絵本にこの本を選んだのは」と詩人は言う。「この絵本を手にしたという記憶を、できるだけおおくの人と共有したかったから」。
内容説明
ジョージア・オキーフという人を知っていますか、その人の絵を、そして生き方を?花、骨、摩天楼、砂漠、丘、そして、空。澄みきったまなざしで世界を見つめつづけて、「もっとも純粋で、もっとも真実な」といわれる数々の傑作をのこした女性の画家ジョージア・オキーフは、いつも静かな微笑をたやさず、生涯のほとんどをニューメキシコの荒野ですごして、98歳まで生きた。どんなときにも「ほんとうに生きている」と感じられるような生き方をもとめて、じぶんをゆずらなかったジョージア・オキーフの肖像を、色彩のよろこびをとおして鮮やかにつたえる、まったく新しい絵本の伝記。
著者等紹介
ウィンター,ジャネット[ウィンター,ジャネット][Winter,Jeanette]
シカゴ生まれ。ジョージアとおなじシカゴの美術学校でまなんだ。ベン・シャーンの絵に影響をうけ、イラストレーションの道を選び、移民の子どもたち、シェーカー・コミュニティ、メキシコの村の人びとなどを主題に、新しい伝記の絵本の世界を拓く。ジョージア・オキーフという希有のアーティストのたましいの秘密を見事にとらえたこの魅力的な絵本は、「ジョージア自身の内面の旅と、ジョージアの想像力をとらえた自然の風景」をうきぼりにして激賞された。テキサスとニューヨークで1年を半分ずつすごす
長田弘[オサダヒロシ]
詩人。1939年福島市生まれ。代表的な詩集に『一日の終わりの詩集』『黙されたことば』(ともにみすず書房)『深呼吸の必要』『食卓一期一会』『世界は一冊の本』『記憶のつくり方』(ともに晶文社)など
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感想・レビュー
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KAZOO
新地学@児童書病発動中
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
ふう
Shoko