出版社内容情報
パティとミッキーとライザ・スー。
3人の子どもたちは、自由が大好きだ。
もっと自由に生きなくちゃ。
大人たちは、しかし、3人の子どもたちに言った。「きみたちは、じぶんたちの自由というものを大事にしていない」
3人の子どもたちは言った。「自由が、大人の言う自由でしかないなら、それは、子どもの自由なんかじゃない」
もっと自由に生きなくちゃ。
ウサギだって跳びはねる。ビーバーもかじりたいときに木をかじる。パティとミッキーとライザ・スーは自由を手に入れられる?
アフリカ系アメリカ人として初のノーベル文学賞を受けた大きな作家の小さな傑作。
《詩人が送る絵本2》第4冊め
Toni Morrison with Slade Morrison(トニ・モリソン+スレイド・モリソン)
この絵本の始まりは、トニ・モリソンの息子のスレイドが、学校で「あなたはじぶんの自由を大事にしていない」と注意されて傷ついたことだった。自由について、モリソンは息子となんども話をする。そして子どもの考えと悩みをまっすぐに受けとめて、メモし、全体を作家自身のリズムある言葉で書き下ろす。本書はトニ・モリソンの初めての子どもの本。
Giselle Potter(ジゼル・ポター)絵
この絵本を書いたとき、ポターは29歳。今日もっとも注目を集めるクリエイター、絵本画家。人形劇の一座を組むファミリーに生まれ、そのメンバーとして活動した後、ロードアイランドの美術学校をでて、独特の個性と才能を認められ、雑誌ニューヨーカーのイラストレーターに。水彩からコラージュまで多彩な技法を駆使して、表情豊かな世界を描く。
長田弘(おさだ・ひろし)訳
詩人。1939年福島市生まれ。代表的な詩集に『一日の終わりの詩集』『黙されたことば』(ともにみすず書房)『深呼吸の必要』『食卓一期一会』『世界は一冊の本』『記憶のつくり方』(ともに晶文社)など。「贈る絵本にこの本を選んだのは」と詩人は言う。「この絵本を手にしたという記憶を、できるだけおおくの人と共有したかったから」。
内容説明
パティとミッキーとライザ・スー。3人の子どもたちは、自由が大好きだ。もっと自由に生きなくちゃ。大人たちは、しかし、3人の子どもたちに言った。「きみたちは、じぶんたちの自由というものを大事にしていない」3人の子どもたちは言った。「自由が、大人の言う自由でしかないなら、それは、子どもの自由なんかじゃない」もっと自由に生きなくちゃ。ウサギだって跳びはねる。ビーバーもかじりたいときに木をかじる。パティとミッキーとライザ・スーは自由を手に入れられる?アフリカ系アメリカ人として初のノーベル文学賞を受けた大きな作家の小さな傑作。
著者等紹介
ポター,ジゼル[ポター,ジゼル][Potter,Giselle]
今日もっとも注目を集めるクリエイター、絵本画家。人形劇の一座を組むファミリーに生まれ、そのメンバーとして活動した後、ロードアイランドの美術学校をでて、独特の個性と才能を認められ、雑誌ニューヨーカーのイラストレーターに。水彩からコラージュまで多彩な技法を駆使して、表情ゆたかな世界を描く
長田弘[オサダヒロシ]
詩人。1939年福島市生まれ
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感想・レビュー
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