出版社内容情報
【内容】
高度情報化社会はバラ色の未来か――
批判的研究の理論的歴史を跡づけ、今後の展開における「公共圏」概念のもつ可能性を探る。
【目次】
序 章 批判的研究の挑戦
第一章 メディア/コミュニケーション研究の「揺藍」
第二章 フランクフルト学派による批判的研究
第三章 カルチュラル・スタディーズによる批判的研究
第四章 批判的メディア/コミュニケーション研究のアポリア
第五章 公共圏議論の展開
第六章 批判的メディア/コミュニケーション研究の課題
終 章 市民社会のコミュニケーションを目指して
あとがき
文献一覧/人名索引/事項索引
内容説明
本書は、代表的な批判的研究、フランクフルト学派と英国カルチュラル・スタディーズを取り上げ、その系譜と現状を概観、歴史的検討を行い、同時に近年の研究動向に現われている「公共圏」をキーワードに現在の研究状況を眺めることで今後の展望への糸口をつかむ。
目次
序章 批判的研究の挑戦
第1章 メディア/コミュニケーション研究の「揺藍」
第2章 フランクフルト学派による批判的研究
第3章 カルチュラル・スタディーズによる批判的研究
第4章 批判的メディア/コミュニケーション研究のアポリア
第5章 公共圏議論の展開―社会的・政治的背景と議論動向
第6章 批判的メディア/コミュニケーション研究の課題―公共圏概念の可能性
終章 市民社会のコミュニケーションを目指して