出版社内容情報
“若者語”研究の達人、米川先生がその全貌を明らかにする。その発生や造語法、使用状況や出自まで解説する。明治から現在までの若者語の歴史は、それを眺めているだけでも時代がよみがえってきて楽しい。
内容説明
本書は若者語を社会・歴史・心理の諸側面とからめてとらえ、その実態を明らかにし、また言語研究として体系的に記述したものである。その際できるだけ具体例をあげて論を確かなものにしようと努めた。
目次
１ 若者語研究とは
２ 若者語の発生の背景
３ 若者語の造語法
４ 若者語の表現
５ 若者語の使用状況と意識
６ 若者語の出自
７ 若者語の歴史
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
梨絵
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「若者語」というだけあって、やっぱり時代ごとに変わりやすいせいか、例にあげられているのは聞いたことない言葉ばかりだった。しかも、下品というか、性的な言葉・婉曲表現が多い。もう少しイマドキの表現を知りたい人にとっては、「一昔前はこういうのが使われてたんだな～」と参考になる程度ではないかと思う。2011/09/12
