日本史リブレット<br> 古代・中世の女性と仏教

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日本史リブレット
古代・中世の女性と仏教

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  • サイズ A5判/ページ数 93p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784634541603
  • NDC分類 182.1
  • Cコード C1321

内容説明

女性と仏教とは、仏教が女性をどう扱ってきたかということだけでなく、女性たちが仏教をどのようにとらえ、受け入れていたのか、そして女性たちの宗教活動が、日本人の信心・信仰の歴史にいかなる影響を与えていたのかを考えるものです。僧と尼の役割、僧寺と尼寺の関係、男性と女性それぞれの信心など、ジェンダーの視点をふまえて古代中世の日本人の信心・信仰の変遷をたどります。

目次

「女性と仏教」という視点
1 古代の女性と仏教(仏教の伝来と東アジアの尼たち;善信尼らの誕生;古代の僧寺と尼寺 ほか)
2 女性の信心・男性の信心(行基集団と女性;平安期女性の仏道修行と家事;出家女性の生活 ほか)
3 中世の女性と仏教(尼寺の復興;中世の尼と坊守たち;尼五山と中世後期の尼寺 ほか)

著者等紹介

勝浦令子[カツウラノリコ]
1951年生まれ。東京女子大学文理学部史学科卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。専攻、日本古代史。現在、東京女子大学文理学部教授。博士(文学)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ohmi_jin

2
中世以前の女性と仏教の関わりについて。とかく差別を受ける側であった女性だが、独自の地位と信仰を持っていた部分もあった様子がわかる。 ちょっとわかりにくい本だった気がする。2019/11/25

紫暗

2
タイトル通り古代から中世における女性の仏教への関わり方がざっと書かれています。この手の資料にしては偏りが少なかったように思いますが、どちらかというと信仰の話というよりは仏教界でも女性は蔑視されていました、というような内容が多かったかもしれません。蔑視の問題のみに固執せずに、当時の女性達がどのような信仰生活を送っていたのかも書かれていたのがとても参考になりました。2013/08/15

かーんたや

1
子供産まなかったら不産女(うまずめ)地獄に落ちるらしい2019/11/09

空木モズ

1
文字通り、女性と仏教についての本。主に尼寺の変遷と仏教での女性の立場、普及への影響について書かれている。この本の中では、10世紀頃までに日本で母は罪深い存在で成仏できないとされた理由が興味深かった。もとになったのは「目蓮救母伝説」という餓鬼道に堕ちた母を救う話で、他地域では目蓮の母の「貪欲で嫉妬深」い性が堕ちた理由になっているけれど、日本では我が子を愛するあまりにという面が強調されていた。そして、子育てのために殺生するという一般的な事象にまで成仏できない理由を拡大していたのが、悪徳商法の手段みたいだった。2016/02/15

rbyawa

1
f232、この本はどちらかというと仏教という伝来宗教の場で実際に他国僧侶との交流をすると「なにこれ??」と言われてしまい説明に苦慮することがある、という話を聞いていたほうがわかりやすかったように思うものの(修行の場で女性の地位があまり高くない、というのは他国にもあります)(男が惑うから修行中は女を避けろってのが中国)。なぜ女性の地位が低いのか、地獄に落ちるのかという説明の完成までに説がふらふらと変化し続け、血の穢れがあるから、ということによってやっと市民権を得たという歴史は面白かったです、で、なにこれ??2015/11/10

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