内容説明
本書は、女性のエンパワーメントのために、今、女性学が何をどのような形で問題にしているかを、世界の中での日本という視点をもちつつ、主要な領域について概説し、またそれを深めた議論を展開した。
目次
プロローグ エンパワーメントに向けて
1 セクシュアリティと女性のからだ
2 変容する家族―「個」の尊重に向けて
3 ジェンダーと教育
4 女性の法的識字能力と人権
5 情報化時代の女性とメディア
6 「変わる」日本的システムとジェンダー―雇用・産業構造・福祉国家
7 女性の政治参画―地域から国の政治まで
8 開発・環境―担い手としての女性
エピローグ 地球社会の女性のエンパワーメント―NGOの可能性