内容説明
印刷職の時、キリスト教に入信し、苦学しながら同志社に学び、やがて救世軍に身を投じて、伝道と公娼廃止・貧民救済・免囚保護等々の社会事業に自らの血を流して戦う。“平民の使徒”“真の奉仕者”“救世軍最初の日本人司令官”の聖き生涯を描いた本書は、広く宗派を超えて、人類愛と社会福祉に関心を持たれるすべての人々の必読の書である。
目次
第1 おいたち
第2 勉学時代
第3 同志社時代
第4 救世軍へ入隊
第5 救世軍創業時代
第6 ときの声
第7 新しい試み
第8 発展期の救世軍
第9 悲しみを越えて
第10 復興の時代
第11 鉾をおさめて