内容説明
伯父市河寛斎から「才助こと、扱いに困り候男にござ候」といわれた土浦出身の蘭学者山村才助は、気むずかしくて、ついに妻に逃げられ、しかもなお学問に精進した奇才の人。外圧を漸く感じる江戸時代の後期に、西洋の新知識を導入して、鎖国下世界地理学に先鞭をつけた特異な存在。赤裸々な人間像と近代科学の一恩人の業績。
目次
第1 山村才助という人
第2 蘭学者才助の生涯
第3 才助の著作生活
第4 鎖国時代洋学史上の才助
第5 才助の子孫と贈位のこと
山村家姻威関係略系図
山村家系譜
略年譜
伯父市河寛斎から「才助こと、扱いに困り候男にござ候」といわれた土浦出身の蘭学者山村才助は、気むずかしくて、ついに妻に逃げられ、しかもなお学問に精進した奇才の人。外圧を漸く感じる江戸時代の後期に、西洋の新知識を導入して、鎖国下世界地理学に先鞭をつけた特異な存在。赤裸々な人間像と近代科学の一恩人の業績。
第1 山村才助という人
第2 蘭学者才助の生涯
第3 才助の著作生活
第4 鎖国時代洋学史上の才助
第5 才助の子孫と贈位のこと
山村家姻威関係略系図
山村家系譜
略年譜
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