出版社内容情報
キリスト教美術は、仏教美術とともに宗教美術を代表する。古代末期の混乱した世界を救済するために生まれたキリスト教は、宣教の具として美術を大いに活用した。その造形は人類発展の歴史の一端を物語る。本書はこうしたキリスト教美術の真髄を図像の解明に求め、旧・新約など聖書にもとづく説話や象徴を取り上げ、その全容を明らかにする、西洋文化を知るための好図典。「図版一覧」「項目索引」は、レファレンスとして利用価値が高い。,,
【本図典の内容】 写真７００点・挿図３５点
キリスト教図像について／ⅰ聖像否定の思想 ⅱ図像芸術の容認 ⅲ図像展開の場 ⅳ説話図像の典拠
キリスト教図像の展開／１神と図像 ２説話と図像 <１>旧約聖書 <２>新約聖書 (1)キリスト (2)聖母マリア(3)ヨハネへの黙示 (4)死と運命 ３聖人と図像 ４象徴，寓意，比喩 ⅰ）天体，自然，鉱物 ⅱ）人体 ⅲ）動物ⅳ）植物 ⅴ）数，形，光背 ⅵ）色彩，文字 ⅶ）月 暦 ⅷ）学芸，罪源，美徳 ⅸ）物品 ⅹ）建造物関係 ⅹⅰ）祭具，祭服
キリスト教美術関連年表 参考文献 図版一覧 項目索引
内容説明
キリスト教美術は、仏教美術とともに宗教美術を代表する。古代末期の混乱した世界を救済するために生まれたキリスト教は、宣教の具として美術を大いに活用した。その造形は人類発展の歴史の一端を物語る。本書はこうしたキリスト教美術の真髄を図像の解明に求め、旧・新約など聖書にもとづく説話や象徴を取り上げ、その全容を明らかにする。
目次
キリスト教図像について（聖像否定の思想；図像芸術の容認；図像展開の場；説話図像の典拠）
キリスト教図像の展開（神と図像；説話と図像；聖人と図像；象徴、寓意、比喩）
キリスト教美術関連年表
